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醸造開始から約1年半、すでに多くのファンを持つ「秩父麦酒」がガイドブックに登場
2019.03.11
「けやきひろばビール祭り」のガイドブックには、出店社の中からピックアップしたブルワリーへのインタビュー企画「けやきひろばビール祭りで注目したい ニッポンのクラフトビールブルワリー」のページを設けています。今回は春のビール祭りガイドブックに登場するブルワリーのひとつ、「秩父麦酒」をご紹介します。
酒づくりにおいては全国屈指の埼玉・秩父にビールが加わった
昨年の「けやきひろば秋のビール祭り」に初出店した秩父麦酒。醸造免許が交付されたのは2017年10月16日と、設立から一年弱でのビール祭り登場となりましたが、SNSでの反響が大きく問い合わせも多かったブルワリーのひとつです。
秩父麦酒の醸造元として合同会社ベアーミートビアーを設立したのは、代表であり醸造責任者も務める丹広大さん、丹さんの妻である代表の祐夏さん。現在は「ペールエール華熊」、「ウィートエール雪熊」、「紅熊Xレッドエール」の3種類を定番とした商品展開を行っています。
埼玉県秩父市は、ウイスキー、日本酒、焼酎、ワインなど、数多くの酒造メーカーが存在する全国屈指の酒どころ。そこに秩父では初となるビールの醸造所として、秩父麦酒が加わりました。
秩父麦酒がいつでも飲める「Mahollo BAR.」
昨年の年間生産量は40klだったこともあり、秩父麦酒が飲める場所は限られています。そんな中、通年で飲める店舗が「Mahollo BAR.(まほろバル)」。西武秩父駅から徒歩8分程度、秩父神社の表参道である番場通り沿いにあります。2016年6月に、カフェとクラフトビールを楽しめるバルとしてオープンしました。
ビール祭りではこれまで造ったラインアップが勢揃い
「けやきひろば春のビール祭りでは、これまで造った限定ビールも含めて20種類以上の出品を予定しています!」と祐夏さん。ブースにはそれぞれのビールをイメージして祐夏さんが描いたクマのイラストがずらりと並ぶ予定です。「昨年秋の出店時もそうだったのですが、ビールの写真を出さずイラストだけにしたことで、逆に興味を持ってくださった女性の方が多かったように思います」(祐夏さん)
「私たちのビール造りのコンセプトのひとつに、『女性を癒やしたい』というのがあります。今の時代、旗を持って時代の先頭を走る、がんばり続ける女性を応援したい──そんな気持ちで柔らかい口当たりや苦味の少ないビール造りにも取り組みました。ビールが苦手だという方にも、ぜひブースに立ち寄ってもらいたいですね」(広大さん)
ガイドブックでは、丹さん夫妻がビール造りに取り組み始めたきっかけやその軌跡、秩父だからこそできるビールへの考え方、現在進行しているバレルエイジドビールなどについてご紹介します。お楽しみに!