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「けやきひろばビール祭り」と「U.B.P BREWERY」のコラボビール「Keyaki PROUD」登場!

2024.05.07

けやきひろばビール祭りと出店ブルワリーとのコラボビール第3弾は、さいたま市浦和区の「U.B.P BREWERY」(ユービーピー ブルワリー)が醸造を担当しました。その名も「Keyaki PROUD」(けやきプラウド)です。


「初の投票形式」にて堂々の1位を獲得した「U.B.P BREWERY」

今回のコラボブルワリーの選出方法は、初めての「一般公募」かつ「投票形式」。多くのビールファンがお気に入りのブルワリーを推し、堂々の1位に輝いたのが「U.B.P BREWERY」(以下、U.B.P)です。


U.B.Pのタップルーム。店内からはブルワリーのタンクが見える


同ブルワリー代表の小林健太さんは、

「今回のコラボビールが投票で決まると聞くのと同時に、『勝たなきゃ!』と思いました。けやきひろばビール祭り会場に、最も近い『地元・さいたまでつくらないでどうする!?』と……。

1票でも多く投票いただけるよう、経営するビアパブやU.B.Pに飲みに来てくれたお客様にお声がけし、SNSなどでも気合を入れ、応援をお願いする旨を積極的に発信していったのですが、その様子を地域メディアが取り上げてくれたんです!

最終的には、地元の熱烈なファンの皆さんの応援のおかげで1位に選んでいただけました。ビール祭り“公式”のコラボビールをつくれることが、とても嬉しいです」

と、笑顔で話してくれました。

U.B.P代表の小林健太さん(右)とヘッドブルワーの鰐川崇さん


5月の陽気にぴったり! 心地よい「HAZY IPA」スタイル

コラボビール「Keyaki PROUD」のビアスタイルは「HAZY IPA」。トロピカルでジューシー、ホップの香りが華やかなビールです。


ホップはニュージーランド産とアメリカ産のものを使用。「ネクタロン」、「シトラ」など6種類のホップを組み合わせることで、心地よいアロマとフレーバーを楽しめる味わいに仕上げました。また、3種類のモルトにオーツ麦を加えて少々とろみを持たせ、なめらかな口当たりを実現しています。

屋外で開催されるビール祭りの会場で気持ちよく飲むのにぴったりな1杯、楽しみですね!


「けやきひろばビール祭り」×「U.B.P」の関わりに歴史あり

2022年にオープンしたばかりのU.B.Pですが、実はビール祭りとの関わりは10年以上前に遡ります。たとえば北海道・江別の「ノースアイランドビール」がビール祭りに出店するたびにブースのスタッフとして力を発揮するなど、クラフトビールとのつながりを徐々に深めていきました。

当時、小林さんは飲食サイトの運営会社に勤務していた会社員。ビール祭りを通してクラフトビールへの熱意はますます募り、クラフトビール業界での独立を決心して退職します。そして2015年にはビアパブ店舗「BEER HUNTING URAWA(ビアハンチングウラワ)」、2019年には「BEERNOVA URAWA(ビアノバウラワ)」を開業しました。

クラフトビールを愛し、多くの人たちに「美味しい1杯を飲んでほしい」と奮闘する小林さんの姿を、ビール祭りの運営スタッフも身近で見て、応援してきたのです。

「さいたまのクラフトビールシーンを支え合ってきた者同士の“歴史”を思い起こしつつ、共同作業でコラボビールをつくる時間は感慨深いものになりました」と小林さんは語ります。

ビール祭り運営スタッフと小林さん、鰐川さん


ビール祭りの新しいパワーとなる「Keyaki PROUD」

U.B.Pのヘッドブルワーを務める鰐川さんも、かつては「宮崎ひでじビール」のブルワーとして、長くビール祭りのブースに登場しています。

「昨年秋のビール祭りで、U.B.Pとして初出店した際に『新しいブルワリーって感じがしないね!』と多くの方に言われました(笑)。

とは言え、醸造設備を、全て自分で選んで組み立てたのは、U.B.Pが初なんです。前職とは醸造規模も環境も異なりますし、日々研究です。今まで醸造したことのないスタイルへのチャレンジもしています。精進して、これからも新しいビールをつくっていきます!」(鰐川さん)

今回のコラボビール「Keyaki PROUD」は、U.B.Pが地元・浦和のプライドをかけて、「歴史あるビール祭り」の「新たな扉を開けるようなパワー」を吹き込んだ新作です。ぜひ会場で味わってみてください。


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